診断基準が難しいうつ病【精神的な安定を手に入れよう】

看護師

うつかもと感じたら

米国精神医学会の基準

医者

現代はストレス社会と呼ばれているように仕事場や生活の場でストレスと感じてしまう事が多いのです。そのストレスが溜まったりしまうことでうつ病などの症状にかかったりしてしまいます。そのうつ病の診断基準として、近年よく利用されるのが、アメリカ精神医学会が開発したDSM-4と呼ばれる評価基準です。従来のうつ病の診断基準は、患者さんの性格や環境基準を考慮するものでしたが、この基準は患者さんの症状のみに焦点を絞って判断するやり方です。「うつ病は誰でも発症する可能性がある」という考え方に基づいていると言われています。では、この評価基準は9つの基準が設けられています。その中でも5つ以上が該当するとうつ病と診断されます。また、その状態が2週間以上継続してしまうことでうつ病と診断されます。

実際の問診ではどうか

うつ病の診断では、必ず症状がいつから生じて、その症状がどのようなもので、どの程度なのかについては、必ず問われることとなります。ただし、問診において、性格や家庭環境、社会環境について問われないのかと言いますと、答えは「いいえ」と答えざるを得ません。先ほどの診断基準は最も多く利用されている診断基準のひとつですが、治療面を考慮した場合は、これだけでは不十分だからです。実際、病院での問診において、性格や環境についてはまず問われると言って間違いないでしょう。DSM-4の診断基準は困難なうつ病の診断を機械的で簡略化したことで大いに評価を得ていますが、あくまで診断基準で治療とは一線を画しているわけです。その後も家庭環境や労働環境が良くない状態のままでしたら、うつ病が再発するおそれが生じてきます。また、性格がマイナス思考のままでも同様のことが言えます。病院でも治療方針を立てる場合には様々な要因を検討しなければなりません。この診断基準は、一般人でもわかりやすく加工されている点も評価されている点です。したがって自宅で「うつかもしれない」と感じた場合のひとつの参考基準にしてみてください。もし該当してしまったならば、精神科や心療内科にかかることをおすすめします。